ここが変だよ!世界の常識

歴史 (外国で通じる日本語)

「侍(SAMURAI)」の本来の意味は、武芸に優れていることから武家や貴族に仕えた身分のこと。海外へ渡った日本映画の影響をもとに、外国でもその言葉が普及し、武士道(bushido)という言葉も知られています。

その侍を集めた軍隊を指揮する「将軍(SHOGUN)」は、天皇に仕える軍隊の最高指揮官の役職名です。アメリカのジェームズ・クラベル著『将軍』が大ヒットとなり、その言葉が浸透していったとも言われています。

また天皇を意味する「帝(MIKADO)」も海外で通用する言葉。古くはスメラノミコト、スメラノミカドの呼称であった「天皇」は「皇帝」と同じ意味を持ち、奈良時代から使われていたとされています。

「フジヤマ、ゲイシャ」で知られる「芸者(Geisya)は、京都の舞妓とは違い、舞踊や唄の芸でお客をもてなす芸妓(げいぎ)のこと。江戸時代に流行した女性の職業で、独特の髪結い、着物の姿が世界で知られるようになったのは、当時登場した浮世絵から広まっていったようです。

外国で通じる日本語

食物

諸外国で食べられている日本食。「スシ」「ミソスープ」「トーフ」などが人々に受け入れられたのは、なぜなのでしょう?「おいしい」ことはもちろんですが、食に関する日本語の中で、外国でも伝わる言葉の背景には歴史や経済とさまざまな要素がつながり合って、定着しているものといえます。普段食べている和食も、ちょっと贅沢感のあるものにもある、日本食の魅力が外国を通して見えてきます。

文化

音楽、スポーツ、洋食など日本に輸入された外国文化。また逆に日本から外国へ渡った日本文化もあります。外国人を魅了するのは、神社仏閣や着物などの歴史文化もありますが、今の日本に広がる大衆文化が海外でも見られるようになってきました。海外にも通じる日本文化とは、今の日本を象徴するもののひとつ。その文化の形を言葉から観察することができます。

経済

海外へ輸出される自動車、マンガ、食などによって、日本の優れた産物や文化が外国でもてはやされることは、日本に親近感を持ってもらうとともに、経済効果を促すことでもあります。また外国で働く日本人や、日本で働く外国人が増加する中で、日本人、日本の労動に対する常識がわかる言葉も見られます。日本の豊かさを表す経済は、外国から見るとどのような姿に映っているのでしょう。

気候

春夏秋冬の季節のある日本は、その時期ごとに表れる気候や現象が国の特長でもあります。春の陽気に新芽が芽吹き、暑い夏につかの間の涼しさをもらたす夕立があり、秋がくると寒暖の差が大きくなって紅葉が色づき、冬には雪が降るなど、その移り変わりがあるからこその風景が楽しめたり。日本の気候や現象をきっかけに広まり、世界で通じるようになった日本語をご紹介します。

学問

日本における学問は和歌をはじめ、古くから貴族のたしなみのひとつでした。和歌はもちろん、物語、随筆など、今なお受け継がれるものであり、また海外からも評価を受けています。日本の学校で英語やフランス語を学ぶように、外国にも日本語を学んでいるのはご存知の通り。学問は世界を広げ、自分を豊かにするもの。外国に通用する日本生まれの学問をご紹介します。

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